高血圧にも葉酸は効果あり?

高血圧にも葉酸は効果あり?

高血圧

 

 

別名・ビタミンB9やビタミンMとも呼ばれる栄養素、葉酸ですが、葉酸という言い方が、馴染み深いかと思います。
これは、ほうれん草など、葉物の野菜に多く含まれることから、そう言われます。
葉酸は、ビタミンB12と合わせて摂取することにより、良い効果が色々とある補酵素です。
補酵素とは、酵素の働きを助ける栄養素のこと。
葉酸の有名な効果は、初期の妊婦さんが積極的に摂ることで、胎児の先天性異常の、神経管閉鎖障害を予防できるというもの。
神経管閉鎖障害とは、脊椎や脳がきちんとくっついていない先天性の病気です。

 

 

 

 

 

葉酸にはその他にも効果があり、中には、女性の高血圧予防に効くと報告されているものがあります。
これは、葉酸を摂取しているのが主に女性であることから、男性のデータがあまり出ていないためだと言われています。

 

 

 

 

 

なぜ高血圧予防ができるのかと言うと、葉酸は、動脈硬化を予防する働きがあるからです。
高血圧の原因はいくつかありますが、動脈硬化も高血圧の原因のひとつであり、動脈の内側に傷ができて起こります。
動脈硬化とは、動脈の老化や、動脈が硬くなって上手く血液を送りだせない、というような状態です。
これは、血液の中のアミノ酸の、ホモシステインというものが引き起こしますが、ホモシステインとは、たんぱく質が代謝した過程でできたもの。
ホモシステインの濃度が濃くなると、活性酸素という体の中を酸化させる物質ができ、それが動脈に傷をつけるので、動脈硬化に繋がる、というわけです。

 

 

 

 

 

ホモシステインは悪玉のアミノ酸ですが、善玉のアミノ酸であるメチオニンというものに変化させるときに、葉酸が必要となってきます。
葉酸だけではなく、ビタミンB12を摂ることで働くのですが、つまり、これらが足りないと、ホモシステインを変化させることができず、動脈硬化になり兼ねません。

 

 

 

 

 

葉酸とビタミンB12を摂ることで、ホモシステインを減らせるので、これらを摂ると動脈硬化の予防ができます。
動脈硬化が原因で起こる、高血圧の予防になる、ということです。

 

 

 

 

 

葉酸は、1日400μg摂取するとよい、とされています。
ごく稀ですが、摂取しすぎると、葉酸過多で葉酸過敏症を起こします。
摂取上限は1mgですから、摂りすぎには注意して、高血圧予防をしていきましょう。